深刻な停滞に陥った基幹システム刷新を再起動。ベンダー依存を脱却し、自社主導の推進体制へ

基幹システム刷新の事例イメージ
Category
プロジェクト管理・推進サービス、緊急プロジェクト診断セカンドオピニオン
課題:
実行力強化意思決定スピードアッププロジェクト炎上・リカバリー意思決定材料の不足

お話を伺った方

EC小売業(大手企業) 情報システム部門 担当者様

ご担当業務:上場に向けた基幹システム刷新プロジェクトの統括・運用

お話を伺った方のイメージ

課題

プロジェクトの停滞

上場を見据えた基幹システムの再構築が、ベンダー主導のまま「深刻な停滞状態」に陥っていた

コントロール機能の崩壊

プロジェクトの実態が不透明で、マネジメント層が適切なコントロールを行えない状況だった

目的

適切な判断材料の整理

第三者の客観的な視点でプロジェクトを評価し、正確な判断材料を提示したい

体制の再構築

停滞した状況を打開し、社外ステークホルダーへの説明責任を果たせる体制を構築したい

見えない課題が積み重なったプロジェクトの「停滞」を打破

ー今回パートナー導入を検討された背景についてお聞かせください

当時、私たちは上場を控えた重要な局面で、基幹システムの再構築という大規模なプロジェクトを進行していました。しかし、ベンダー主導で進む中でブラックボックス化が進み、進捗や品質の実態が見えず、マネジメント層との関係性にも歪みが生じるなど、プロジェクトは「炎上」といえる状態になっていきました。上場準備においては、社外のステークホルダーに対しても説明責任を果たさなければなりません。このままではプロジェクトの完遂はおろか、企業の信頼性にも関わると判断し、過去にお付き合いのあった「プロジェクト救済のスペシャリスト」であるサーティスさんにお声がけさせていただきました。

現場の「小さな違和感」をすくい上げ、本質的な課題を言語化する力

―サーティスを選定された決め手は何だったのでしょうか

参画の打診をした際、提示された資料の分かりやすさと、論理的な説明が非常に印象的でした。私たちが抱えていた言語化できない「違和感」に対し、本質を突く的確な質問と提案があり、表面的な数字ではなく根本的な問題にアプローチしていることが伝わってきました。結合テストフェーズ後半という、リカバリーが極めて困難なタイミングでのご依頼でしたが、「サーティスに任せれば、意思決定に必要な情報が過不足なくそろう」と確信を持てたことが、最終的な決め手となりました。

経営層と現場をつなぎ、組織の大きな決断を後押しする

―プロジェクトをどのように再構築していったのでしょうか

参画後、彼らはベンダーの会議議事録や録画を細かく精査し、停滞状態にあったプロジェクトの実態を次々と可視化していきました。単に問題を指摘するだけでなく、現行ベンダーでの継続可否や、切り替えの際の判断材料をロジカルに整理してくれたのです。特に大きな助けとなったのは、CEOがステークホルダーに対して「仕切り直しと追加投資」の必要性を説明するための、納得感のあるストーリーと資料を整備してくれたことです。これにより、組織として「ベンダー切り替えとプロジェクト再構築」という極めて重い決断を、下すことができました。

「自らコントロールする」という組織文化へ

―導入後にどのような変化がありましたか

結果としてプロジェクトは無事にリリースを迎え、完遂することができました。期間の延長や数億円規模の追加投資は伴いましたが、既存資産を最大限に活用することで投資額を最適化し、上場準備というもう一つの目的を果たすことができました。しかし、今回の最大の成果は定性的な変化にあります。「ベンダー任せにせず、自社でプロジェクトをコントロールする」という意識が組織全体に醸成されたことです。経営判断に必要な情報をどう整理し、提示すべきか。その重要性を深く理解できたことは、今後の組織運営において大きな財産となりました。

―検討されている方へのメッセージをお願いします

サーティスは、単なるアドバイザーではありません。現場の課題に真摯に向き合い、複雑なステークホルダー間の調整から経営層への提言まで、本質的な課題を解決する手段を提示し、プロジェクトを完遂へと導いてくれる存在です。もし、出口の見えないプロジェクトの存在に悩まれているのであれば、彼らの「可視化する力」を借りることをお勧めします。難易度の高い局面において、これほど心強いパートナーはいません。

結果

  • 徹底した現状分析によりプロジェクトの実態を可視化し、ベンダー切り替えを含む再構築を成功させた
  • CEOの意思決定を支える確かな根拠に基づいた資料により、数億円規模の投資判断を迅速化
  • ベンダーコントロールの重要性が組織に定着し、自社主導のPM(プロジェクトマネジメント)体制へと変革

こちらの事例でご紹介したサービス

プロジェクト管理・推進サービス緊急プロジェクト診断 セカンドオピニオン

混乱している状況を一つずつ整理し、前に進める状態への立て直しおよびPMO支援の組み合わせサービス。現状分析からRFP再作成、ベンダー選定まで、経営と現場の橋渡しを行い、困難なプロジェクトを完遂へと導き、あなたをプロジェクトの重圧から解放します。

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